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S&Y小説「友のきずな」の本文は次よりスタートです!体育祭のリレーネタです!
*この小説にオリジナルキャラクターが登場する為、折り畳んであります!苦手な方はスルーして頂いて結構です!オリジナルキャラクターが大丈夫な方はどうぞ!
<S&Y小説「友のきずな」~第1話~>
今、5月中旬です。友枝中学校の体育祭のどの種目に出るか決める時期です。実行委員の大道寺知世と本城真(もとき まこと)が中心になって、どの種目に出るのか決めている最中である。
知世「私が出る種目は玉入れですわね!」
知世は黒板の玉入れの処に自分の苗字を速攻、書き入れる。
知世「本城君はクラス対抗リレーとスウェーデンリレーに出られるんですのね。後、棒倒しに出られるですのね。特に、クラス対抗リレーとスウェーデンリレーには李君と山崎君と柊沢君が出られるますので、御出場は辞退はなさった方が宜しいのでは?例え、本城君が足がお早いといえども、保育園までの事ではないのですか?それに今、本城君は文化部のフォークソング部に御所属ようですし、やはり、無理なのではありませんの?後、李君にお負けになられると、私には困る事がありますのよ?」
小狼「!?」
小狼は知世の言葉に反応する。
山崎「どうしたんだい?李君!」
小狼「あっ、い、いや、別に、何でもないけど、・・・」
山崎「なら、良いんだけどね!今の話を聞いたところによるとね、本城君は大道寺さんの幼馴染様だねぇ?」
小狼「ああ、その様だな!」
山崎「まあ、本城君の話の続きを聴こうじゃないか!李君!」
本城真(以下:真)「いや、小学校時代も、走るのは速かったぜ!大道寺さんは小学校、一緒じゃなかったから、無理もないかな!後、李がリレーに負けると、困る事があるって、お前に何か、関係が有るのか?ま、まさか、李に気でもあるのか?それにたまに、一緒に居るよな?李とはどういう関係なんだ?」
知世「李君とは小学校時代からの幼馴染であって、別に、やましい関係ではありませんのよ。私が好きな方は居るんですのよ!本城君、誤解なさらないで下さいな!」
知世は真の問いに答える。
真「ああ、そうか!解った!誤解して、すまなかったな!」
知世「いえいえ、分かって頂けたのなら、それで、良いのですわ!」
山崎「何か、色々、誤解してるみたいだね、本城君は!6年も離れていたら、無理ないよねぇ!あははは!」
小狼「笑い事じゃないだろ、山崎?」
山崎「ごめん、李君!」
真「なら、聞くけど、まさか、柊沢っていう事は無いだろうなあ?」
知世(この方は全く、物分かりの悪い人ですわね!正直、呆れますわ!)
「真君、例え、心の広い私でも、いいかげんな事をおっしゃるのであればと怒りますわよ!」
真(何か、久々に、大道寺さんが俺の名前を呼んでくれた!嬉しい様な!悲しい様な!じゃあ、久々に俺も、ともよちゃんって呼ぼ!)
「と、/////ともよちゃん!俺が悪かった!でも、リレーに出る事は許してくれ!俺自身に負けるのは嫌なんだ!」
知世「分かれば、宜しいんですの。後、自分自身の為に頑張る事は良い事ですわよ!リレーに出られる事は許して差し上げますわ!でも、万が一、怪我をされても大丈夫ですわ!その時は私が手当してあげますゆえ、ご心配なさらないで下さいね、真君!」
真「有り難う!ともよちゃん!」
エリオル「僕は本城君から良い話を聞かせて頂きました!僕は良いと思いますよ!でも、張り切り過ぎて怪我をされたら、元も子もないですから、気をつけて下さいよ!最初は李君とリレーのペアを組むつもりでしたが、本城君に花を持たせてあげましょう。なので、李君と山崎君には負けて頂こうと思います!悪く思わないで下さいね!」
山崎「柊沢君、酷いじゃないか!僕は君を友達だと思ってたのに、見そこなったよ!」
小狼「山崎、気にするなよ!コイツはそういう奴なんだ!コイツが最初の俺とリレーのペアを組むとか言い出した時には鳥肌が立ったが、本当に組んでくれなくて良かったな!」
山崎「君はこんな時に何を悠長な事、言ってるんだい?」
小狼「良いだろ?ホントの事を言っただけなんだから!」
一方、桜と千春は・・・。
千春「さくらちゃん、李君は確か、前から柊沢君の事は苦手だったよね?」
山崎達の様子を観ていた千春が桜に言った。
桜「うん、そうだよ!確かに、小狼君はエリオル君の苦手だよ!」
千春「なら、仕方ないよね!さくらちゃん!それに、アイツは馬鹿で能天気だけど、決して、悪い奴じゃないから、嫌わないであげてね!」
桜「うん、分かってるよ!山崎君は悪いじゃないもんね!でもね、きっと、エリオル君は良い子だよ!ただね、悪戯するのが、好きなんだと思う!」
千春(はぁ~!さくらちゃんは何も柊沢君の事は何も解ってない!私は山崎君なら、まだ、信用出来るけど、柊沢君の事は信用出来ないな!)
「それより、体育祭のどの種目に出るか、決めるは終わったの?山崎君!」
山崎「うん、まあね!で、千春ちゃんは何に出るか、決めたのかい?」
千春「うん、ちゃんと、決めわよ!アンタと李君が喋ってる間に決めわよ!」
山崎「千春ちゃんは何に出るんだい?」
千春「リレーと障害物走と借り物競走に出るの!」
山崎「障害物走に出るのは止めた方が良いと思うよ!」
千春「何でよ?」
山崎「障害物走っていうのはねぇ、昔、危険な競走だったんだよ!」
山崎は得意気に言う。
千春「あ~!ま~た、嘘を吐くつもりでしょ?もういいから、私と向こうに行ってよっか?」
山崎「いや、千春ちゃん?君と僕とは違うグループだよ!」
知世「では、そろそろ、再開しましょうか、真君?」
真「そうだね、ともよちゃん!喧嘩するのは良いけど、喧嘩は山崎君!柊沢君!余所でやってね?今は一応、授業中だぜ。確か、山崎君は委員長だったはずだよね?クラスを纏めなきゃ、いけない立場なのに、何やってるんだ?それでも、委員長か?」
知世「ええ、確かに、真君の仰る通りですわね!私は貴方を見そこないましたわ!山崎君!」
小狼(そんな事をよく、言えたもんだな、自分達の事を棚に上げておいて、何なんだよ、コイツらは!)
山崎(何で?僕が怒られなきゃ、いけなんだよ?酷いよ、大道寺さん!本城君!)
その頃、エリオルはというと、彼らの様子を不敵な微笑みを浮かべながら、観ていた。
第2話に続く
早速、読んで下さったんですね!有り難うございます!知世ちゃんは、本城君を試しているのではないでしょうか?と私は思います!本城君は、知世ちゃんの事が好きなのですが、本城君がおバカなので、知世ちゃん的にはたぶん、困っているのでは?由さんに気に入って戴いて私は嬉しく思っています!続きが観たいとおっしゃっていたので、小説の是非、書かせて戴こうと思います!
由さんのサイトの拍手の返事を読みました!小説の応援して頂いて有り難うございます!お互い頑張りましょう!
pixivでは淀川秋桜(よどがわコスモス)で活躍してます。後、詩の作者で御影美琴又はMikotoもあたしです。