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今回は<こんな奴のマネージャーなんてごめんだ~マネージャーとわがままアイドル~>の続きの第2話です。後、最新話はpixivにて公開中です。※この小説はオリキャラを含みます。後、CCSとボーカロイドのコラボになっております。そういうのが苦手な方は読むのはお控え下さい。
[ACT2:可笑しなメイクさん]
一方、レン達の楽屋の近くの楽屋では蜂蜜色のボブカットの髪型で緑色の瞳をした可愛らしい女の子が居たのだ。人気モデルのSakura事、木之本桜である。彼女は不思議そうな顔をして、美人な黒髪のメイクさんを聞いた。
「あのね知世ちゃん、隣が騒がしいみたいなんだけど、・・・」
大道寺知世は桜に言われ、こう答えた。
「確かに、そうですわね、さくらちゃん。あのうざったらしい声とさくらちゃんには劣りますが、可愛らしい声も聞こえますわ。きっと、可愛らしい女の子に違いありませんわぁ~!」
(もうぉ、知世ちゃんたら。相変わらずだね。エヘヘヘっ!)
桜は知世の話を聞いて、苦笑いを浮かべている。
「私、少しの間、お暇を頂かせて貰いますわね、さくらちゃん。」
(女の子を苛める人はこの知世が許しませんわ。)
知世はそう言うと桜を残して、嬉しそうな顔で楽屋を後にした。
(隣の部屋に可愛らしい女の子なんて、居なかったと思うんだけど。)
桜は困った顔で思った。
桜は何時も、変わり者の知世には、冷や冷やさせられている。
一方、知世は嬉しそうな顔で隣の楽屋の扉を勢い良く開けたのだ。
「鏡音君!女の子を苛めるのは、私が許しませんわ。」
「いやいや、何を勘違いをしているのかなぁ、知世ちゃん。コイツはこう見えても、男だよ。それより、今日も綺麗だね。僕の事を心配してくれて、すっごく嬉しいよ!」
レンは嬉しいそうな顔で、知世に言った。
「このお馬鹿さんは一度死なないと判らないのでしょうか?鏡音君、貴方には聞いて呆れますわ。」
知世は疎ましいそうな顔で、レンに言った。
「そんなだから、皆さんに嫌われますのよ。その事は誰にでも、言っているのでしょうね。」
知世は溜息を付きながら、レンに言う。
「黄色の妖精とか抜かしている奴の話を聞いて、芸能界に入ったけど、俺はきっと、騙されたんだな。故郷に帰ろうかな。」
「まぁ、そんな事を言ってはいけませんわ、あきらちゃん。」
「あ、あきらちゃん!?」
あきらは知世にちゃん付けで呼ばれ、ムッとする。
「私、良い事を思い付きましたわぁ。あきらちゃんは可愛いのですから、可愛いらしい服を着てみてはどうでしょう。勿論、あきらちゃんの衣装は私が用意しますわ。」
知世は勝手な事を言い始めた。
「いや、あのう、僕は男の子なんですけど、・・・」
「っていうか、あきらだけ、ずっるいよ!ねぇ知世ちゃん!俺の衣装は無いの。勿論、物凄くカッケ~の頼むよ。」
知世はレンの事は無視する。
「あら?性別なんて、関係有りませんわ。似合えば、何でも良いんですもの。おほほほっ!」
知世はいい加減な事を言う。
「まぁ、目立てば、良い事ですわぁ~。うっとり!」
(もう災厄だ!何なんだよ、この人は。)
あきらは知世に呆れている。
「良いんじゃないの。僕も、知世ちゃんの意見に賛成だよ。フフフフッ!」
(レンお前もか!ドイツもコイツも僕の事、馬鹿にしやがって、ふざけんなよ!)
あきらは2人に対して、呆れ返っている。
「勿論、可愛らしい黒色のフリフリのドレスが良いですわね。きっと、似合いますわ。」
「いやいや、それだと僕と被るから、絶対に、止めてよね。」
「レン君!貴方の意見は求めてません。」
知世はレンに憤慨する。
「アンタらぁ~、ええ加減にせぇや、コラ~!僕の気持ちは無視してんじゃねぇわっ!」
「まぁ、あきらちゃん!関西弁も良いですわぁ~!うっとり!」
「あきら、可愛いなぁ!僕、ますます、貴方を気に入りました!えへへへっ!ぽっ!」
(2人共、気持ちわりぃんだよ!思わず、吐き気がする!)
あきらは青褪めた顔で口を覆う。
(つばきさん、おれはもう限界です。実家に帰って良いですか?)
「2人共、もう出て行って下さい。僕の前に、2度とその面を見せんなっ!」
あきらは知世とレンを楽屋の外に放り出して、閉め出した。
「ちょっと、あきらちゃ~ん!私、調子に乗り過ぎましたわ!仲直りしたいので、ドアを開けて下さいな?」
「あきらさんちょっと、待ってよ?ここは僕の部屋だって、忘れてやしませんか?ってかさぁ~、お前こそ、出てけよ、ゴラァ~!」
知世とレンは悔しそうに叫ぶが、返事が無い。
「レン君、本人の頭が冷えるまでの間、向こうへ行ってましょうか?」
「そうだね!フンッ、仕方ねぇなぁ!出直すか!」
知世とレンは悔しそうな顔で去って行った。
第3話に続く。
第3話に続く。
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プロフィール
HN:
碧 茶々(みどり ちゃちゃ)
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1986/01/06
職業:
フリーター
趣味:
Jopの音楽を聴く事と読書
自己紹介:
このブログのプロフィールは「Chocolateparfait」と同じです。上記は「Chocolateparfait」のURLです。
pixivでは淀川秋桜(よどがわコスモス)で活躍してます。後、詩の作者で御影美琴又はMikotoもあたしです。
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