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わがまま聞いてくれる(山崎×小狼)を久々に更新します。今回は第二話の続きになります。その前に、登場人物紹介をしとこうかなぁと思います。*本文は折り畳みからお読み下さい。後、多分、お話を忘れてらっしゃると思うので、まず、第一話と第二話をご覧下さい。
<登場人物紹介>
李小狼
山崎貴史
柊沢エリオル・・・何故か、2人(小狼と山崎)に着いて来なかった人。その思惑は一体?
雨寺輝(あまでらあきら)・・・小狼達が行く事になる神社の御茶会を手伝っている神社の息子。
大道寺知世・・・ひょんな事からあきらの祖母の夕霧の家で茶道を習い始める。彼女は一体、何を考えているのかは謎である。
天王寺霧花(てんのうじきりか)・・・外国から突然帰って来たあきらの従姉。あきらを実の弟の様に可愛がっている。苗字の由来は大阪の天王寺区から。後、名前の霧は彼女の祖母である夕霧からとったものである。
雨寺夕霧(あまでらゆうぎり)・・・あきらと霧花の祖母。
*時間が有ったら、折り畳みに本文を書いていきます。
<登場人物紹介>
李小狼
山崎貴史
柊沢エリオル・・・何故か、2人(小狼と山崎)に着いて来なかった人。その思惑は一体?
雨寺輝(あまでらあきら)・・・小狼達が行く事になる神社の御茶会を手伝っている神社の息子。
大道寺知世・・・ひょんな事からあきらの祖母の夕霧の家で茶道を習い始める。彼女は一体、何を考えているのかは謎である。
天王寺霧花(てんのうじきりか)・・・外国から突然帰って来たあきらの従姉。あきらを実の弟の様に可愛がっている。苗字の由来は大阪の天王寺区から。後、名前の霧は彼女の祖母である夕霧からとったものである。
雨寺夕霧(あまでらゆうぎり)・・・あきらと霧花の祖母。
*時間が有ったら、折り畳みに本文を書いていきます。
<わがまま聞いてくれる~第3話 輝の従姉がやって来た~>
山崎と小狼はコンピュータ室でお茶会の場所を調べていた。
山崎「どうしたの?」
小狼「あっ、いや、ここってさぁ、雨寺の神社の本堂だよな?山崎!」
山崎「そうだよ!それがどうかしたのかい?」
小狼「行った事が有るのか?」
山崎「無いよ!でも、あきら君のお婆さんは良い人だよ!僕のおばあちゃんね、僕が生まれる前になくなったんだよ!でね、ついつい、甘えちゃったんだよ!」
小狼「そうか!お前、よっぽど、お婆さんが恋しかったんだな!お前って、お祖父さんっ子だろう?」
山崎「あれ?何で知ってるの?僕は君に言った覚えは無いけどね!」
小狼「何となく、そう思っただけだよ!」
山崎「君は推測で当ててしまうなんて凄いよ!将来、探偵になるつもりかい?」
小狼「探偵?そんなものになるつもりは無い。お前の趣味(落語の本を読み事)で大体判る!」
山崎「そこまで解ってたの!やっぱり、凄いや!落語は一番好きだけど、囲碁と将棋も好きだよ!」
小狼「解ったから、その話は今度聞いてやるから、話を元に戻さないか?」
(ここらへんで止めとかないと、暴走するからな!)
「で、お茶会は何時だ?」
山崎「今週の日曜日のお昼2時からになってるよ!」
小狼「何だって!?2日後じゃないか!予約は必要じゃないのか?」
山崎「必要じゃないみたいだね!お茶会代200円にお土産付きだってさ!」
小狼「だったら、早めに行くべきだな!」
山崎「うん、そうだね!何分前位に行くんだい?」
小狼「う~ん!そうだなぁ、60分前かなぁ?」
山崎「えっ!?1時間前?早過ぎるじゃないの?」
小狼「雨寺のお祖母さんにお前の事でお礼を言っとかないとな!」
山崎「君はお母さんじゃないでしょ?」
小狼「父上でも無いぞ!多分、三原ならそういうと思ってな!」
山崎「何故?そこで千春ちゃんが出てくるんだよ!」
小狼「お前の姉貴みたいなものだから!」
山崎「そ、そうなの?僕はそう思った事は一度無いよ!」
小狼「後、その日は現地集合な!遅れるなよ?」
山崎「うん、解った!君こそ、遅れちゃ、駄目だからね?」
小狼「ああ、解った!俺は帰るから!戸締り宜しくな!」
小狼はコンピュータ室をさっさと出て行ってしまった。
山崎「何あれ?あ~、また、置いて行った!僕は君の友達じゃないの?まぁ、良いけどね!君の考えてる事は大体、判るよ!木之本さんを迎えに行きたかったんだよね!」
山崎は言うと、コンピュータ室の戸締りをして出て行った。
~小狼side~
彼は山崎の思った通り、チア部(正式名はチアディーリング部)の更衣室前で待っていた。
蜂蜜色のボブカットの少女と茶髪の三つ編みのツインテールの少女とボブカットにカチューシャの少女が更衣室から出て来た。
蜂蜜色のボブカット「お待たせ~!小狼君!遅くなってごめんね!」
小狼「別に、謝らなくても良いよ!さくら、それより疲れただろ?」
桜「ううん、そんな事無いよ!小狼君が居てくれるだけで疲れなんて、吹っ飛んじゃうもん!」
小狼「あ、/////それは良かった!」
茶髪の三つ編みのツインテール「あれ?山崎君はどうしたの?」
小狼「三原!後で来るって言ってたぞ!」
千春「そうなんだ!アイツさぁ、また、李君に変な事言ってなかった?」
千春は小狼に山崎の事を聞いた。
小狼「嘘は吐いてなかったけど、確かに、可笑しな事を言ってたな。雨寺のお婆さんがどうとかって話!」
千春「やっぱり、そうだと思った!そのお話、私は耳にタコが出来る位、山崎君に聞かされたんだから!」
ボブカットのカチューシャ「そんな事が言われたんだ!千春ちゃんは大変だったね!」
千春「そうなのよ!奈緒子ちゃん!もう大変だったんだから!」
桜「そうなんだ!雨寺君のお婆ちゃんの事が山崎君は気に入ったんだね!」
千春「そうなの!自分のお婆ちゃんじゃないのにね!ああ、噂をすれば!」
山崎「千春ちゃん!遅くなってごめんね!あれぇ、何話してたの?」
千春「そんな事は良いから帰るよ!」
千春は山崎を無理矢理引っ張って、帰って行った。
小狼「そういえば、大道寺はどうしたんだ?」
小狼は思い出した様に言った。
奈緒子「私は知らないけど!」
桜「知世ちゃんがね、新しい習い事を始めたんだってさ!」
奈緒子「そうなんだ!それって、どんな習い事なの?さくらちゃん!」
桜は奈緒子の問いに答える。
桜「茶道だって、言ってたよ!」
小狼「さどう!?アイツが茶道を始めたのか!ふ~ん!大道寺は沢山、習い事をやってるのに、やっても大丈夫なのか?」
桜「私もそう思ったんだけど、知世ちゃんは大丈夫だって言うし、今のところは様子を見ようと思うんだ!」
奈緒子「あっ、私、そろそろ帰るね!またね!さくらちゃん!」
桜「バイバイ、奈緒子ちゃん!」
奈緒子は帰って行った。
小狼(アイツは絶対、何か、企んでるなぁ!)
桜「どしたの?難しい顔をして!」
小狼「いや、何でも無い!さぁ、帰ろうか?さくら!」
小狼は桜と共に帰って行った。
~輝side~
一方、輝はいうと、祖母の家で茶道のお稽古をやっていたのだ。そこに大道寺知世も居たのだ。後、何人かが習いに来ている。そして、休憩の時になったのだ。
知世「雨寺君のお婆様の夕霧(ゆうぎり)先生の点てて下さったお茶は美味しいですわ~!」
夕霧「喜んで頂けて、私は嬉しいわ!おおきに!大道寺さん!」
玄関でチャイムを鳴らす音が聞こえた。
夕霧「あきら!うちは手が放せんさかい、代わりに出て来てくれへんか?」
輝「は、はい!解りました!」
輝は夕霧に言われた通り、玄関へと行った。
輝「どちら様でしょうか?」
女の人「たっだいま~!アキ~!元気しっとたか~!」
女の人は嬉しいそうに輝に抱きついた。
輝「わっ、きょ、去年、お会いしたばかりじゃないですか!いい加減、抱きつくのも止めて下さい!霧花(きりか)お姉様!」
霧花「嬉しかったんやもん!しゃ~ないやないの!何時、見ても可愛いらしいなぁ!アキちゃん!」
知世(お姉様は楽しそうですわね!)
「お姉様、初めまして!大道寺知世ですわ!お姉様は雨寺君のお姉様ですの?」
霧花「ちゃいます。あたしはアキの従姉なんですよ!申し遅れました!あたしは天王寺霧花です。よろしゅうね!ともよちゃん!後、あたしの事、呼ぶ時は霧花でええからな!」
知世「こちらこそ、宜しくお願いします!きりかさん!」
女の子「きりちゃん!お帰り!」
霧花「ゆい(結衣)ちゃん!ただいま!元気してた?」
結衣「ゆいは何時も元気だよ!きりちゃんに見せたい物があるの!エヘッ!」
霧花「なぁに?」
結衣「来てからのお楽しみだよ~!」
霧花「楽しみにしてるわ!」
霧花と結衣は家を出て行った。
輝(何しに来たんだ、あの人は?)
輝は霧花の事で呆れていた。一方、黙って様子を見ていた知世が言った。
知世「雨寺君の生活は前途多難ですわ!」
輝「うわぁっ!行き成りなんだよ?」
(この人が居たのをすっかり忘れたよ!)
知世「雨寺君の生活は前途多難と言ったんですのよ!」
輝「ああ、確かに、何時もそうだよ!」
知世「でしょうね!ですが、何時も綺麗な女の子達と偶然、遭遇出来るなんて羨ましいですわ~!出来れば、雨寺君と替わって欲しいですわ~!(うっとり)私が見た所によると、女の子はもみじちゃんとつばきさんとゆいちゃんを入れて、4人目ですわね!」
輝「はぁ~、僕の妹の結衣は興味無いわぁ!」←訛ってます(関西弁)。
知世「(彼女は輝が訛ってる事を気にしていない。彼女にとっては日常的な事である。)きょ、興味が無いですって!?ゆいちゃんはあんなに可愛らしいのに、勿体無いですわ~!(ションボリ)では、私が頂きますわ~!後で、返してって仰っても知りませんわよ!」
輝「はぁ!?ロリコンか?アンタは?」
知世「女の子なら私は問題ありませんわ~!(きっぱり)」
輝「あ、ああ、そうか!」
輝は呆れた顔で言った。
結衣「なぁに?ゆいの事、呼んだの?」
知世「まぁ、ゆいちゃんから来てくれるなんて、私、嬉しいですわ~!黒髪ツインテール、可愛いですわ~!」
結衣「!?変な知世お姉ちゃん!」
結衣は首を傾げながら、言った。
知世「(輝を見ながら)この髪はお兄様に何時も結って貰ってるんですの?」
結衣「そうだよ!たまに、縁にもやって貰うけどね!ゆいはお兄ちゃんにやって貰って方が良いもん!」
知世「えん君ではどうしていけませんの?」
結衣「縁だと髪の毛の結いムラが有り過ぎるから、嫌なんだぁ!」
知世「おほほほ!それではえん君には精進が必要ですわね!大変そうですわね!」
縁「(ドキッ!)」
縁は物陰から驚いていた。
縁「結衣と姉ちゃんは酷い奴だなぁ!あれでも、一生懸命やってんのにさ、結衣、文句をゆうんだったら、自分でやれば?もう、やってやんないかんなぁ!ふ~んだ!」
縁は廊下を走り去って行った。
知世「ゆいちゃん、追いかけなくて良いですの?あれではいくらなんでも、可哀想過ぎますわ!」
輝「お前が結衣に言わせたんだろう?」
知世「ええ、そうですわよ!まさか、こうなるとは思いませんでしたわ!」
輝「大道寺さん、もう良いよ!結衣!縁はお前に本心で言ったわけじゃないんだからな!」
結衣「そんなの、お兄ちゃんに言われなくても解ってるよ!」
知世「えん君はゆいちゃんに妬もちを妬かれただけでしょう?」
結衣「知世姉ちゃん!えっ!?そうなん?っていうか、ゆいちゃん、照れるんだけどぉ!えへへ!/////」
結衣は女子高生の様な発言で答えた。
輝(結衣の言ってる事がどこまで、本当の事なのか判らないなぁ!)
知世「あら~?どうなさいましたの?あきらく~ん!何かお困りでしょうか?私に話してみて下さいな?おほほほ!(黒笑)」
知世は意地悪っぽく輝に聞いた。
輝「っ!(怒)」
(何、コイツ?今の発言はすっごく、ムカつくんだけどぉ!何様のつもりだよ?)
知世「あらまぁ?私はそんなに怒らせる様な事を言ったでしょうか?まぁ、良いですわ!女の子達の事に関してはわたくしにお任せ下さいな?雨寺君!」
輝「僕はお前に頼んでないっつうの!勝手な事言うなよ!」
知世「(聞く耳を持たない。)あきら君しか御存じない女の子のも私に教えて下さいな?」
輝「な、何言ってるんだ!?(図星)」
(この人今、顔にまだ、何人か居るんじゃないかって書いてある!どうして判るんだよ?)
「あ、ああ!後2人とオマケも居るよ!」
知世「オマケとは一体、何方なのですか?」
輝「つ、強いや、瀬戸強とうちの部員等だよ!後、うちのクラスメイト位かなぁ?い、いや、まだ、居たな!お前の学校の人もそうだったな!」
知世「私の学校の生徒もですの?それって、ど、何方ですの?まさか、奈緒子ちゃんでは?」
輝「誰?それ?ちがうし!男子生徒の李君と山崎君と柊沢と本城!」
知世「貴方が仰ってらっしゃる事がイマイチ、判りませんわねぇ?」
知世は輝が言った事実を信じたくないらしい。
輝「今、僕が言った事ホントだぞ!アンタ自身が自分で彼らに確かめてみれば良いだろう?」
知世「解りましたわ!聞いてみますわ!あきら君!」
(今度、李君と山崎君に聞いてみましょうか?で、その事をさくらちゃんと千春ちゃんに私が伝える!お2人がどんな顔をされるのか見物ですわね!お~ほっほほほ!ああ、私、お腹が痛いですわ!勿論、真君にも聞いてみたいですわね!この裏切り者!)
輝「ねぇ、大道寺さん!僕はさっきも思ったんだけど、勝手に人の事、名前で呼ばないでくれるかな?」
知世「何の事でしょうか?それより、そろそろ、お婆様いえ、先生の所に戻られませんと、お怒りになられますわよ?雨寺君!」
輝「アンタもそうだろ!」
知世「そうでしたわね!あの、雨寺君・・・」
輝「何だよ?」
知世「そういえば、雨寺君は今回の学校の文化祭で茶道部の助っ人をされるそうですが、その時、私は見に行っても宜しいでしょうか?」
輝「来なくて良い!」
知世「あら、どうしてですの?」
突然、襖が開き、夕霧が怒った顔で出て来た。
夕霧「貴方達、何時まで遊んでらっしゃるつもりなの?休憩はとっくに、終わりましたわよ!今直ぐ、戻って来なさい!」
輝・知世「はい、只今戻ります!」
2人は夕霧に言われ、練習に戻った。
第4話へ続く!
山崎と小狼はコンピュータ室でお茶会の場所を調べていた。
山崎「どうしたの?」
小狼「あっ、いや、ここってさぁ、雨寺の神社の本堂だよな?山崎!」
山崎「そうだよ!それがどうかしたのかい?」
小狼「行った事が有るのか?」
山崎「無いよ!でも、あきら君のお婆さんは良い人だよ!僕のおばあちゃんね、僕が生まれる前になくなったんだよ!でね、ついつい、甘えちゃったんだよ!」
小狼「そうか!お前、よっぽど、お婆さんが恋しかったんだな!お前って、お祖父さんっ子だろう?」
山崎「あれ?何で知ってるの?僕は君に言った覚えは無いけどね!」
小狼「何となく、そう思っただけだよ!」
山崎「君は推測で当ててしまうなんて凄いよ!将来、探偵になるつもりかい?」
小狼「探偵?そんなものになるつもりは無い。お前の趣味(落語の本を読み事)で大体判る!」
山崎「そこまで解ってたの!やっぱり、凄いや!落語は一番好きだけど、囲碁と将棋も好きだよ!」
小狼「解ったから、その話は今度聞いてやるから、話を元に戻さないか?」
(ここらへんで止めとかないと、暴走するからな!)
「で、お茶会は何時だ?」
山崎「今週の日曜日のお昼2時からになってるよ!」
小狼「何だって!?2日後じゃないか!予約は必要じゃないのか?」
山崎「必要じゃないみたいだね!お茶会代200円にお土産付きだってさ!」
小狼「だったら、早めに行くべきだな!」
山崎「うん、そうだね!何分前位に行くんだい?」
小狼「う~ん!そうだなぁ、60分前かなぁ?」
山崎「えっ!?1時間前?早過ぎるじゃないの?」
小狼「雨寺のお祖母さんにお前の事でお礼を言っとかないとな!」
山崎「君はお母さんじゃないでしょ?」
小狼「父上でも無いぞ!多分、三原ならそういうと思ってな!」
山崎「何故?そこで千春ちゃんが出てくるんだよ!」
小狼「お前の姉貴みたいなものだから!」
山崎「そ、そうなの?僕はそう思った事は一度無いよ!」
小狼「後、その日は現地集合な!遅れるなよ?」
山崎「うん、解った!君こそ、遅れちゃ、駄目だからね?」
小狼「ああ、解った!俺は帰るから!戸締り宜しくな!」
小狼はコンピュータ室をさっさと出て行ってしまった。
山崎「何あれ?あ~、また、置いて行った!僕は君の友達じゃないの?まぁ、良いけどね!君の考えてる事は大体、判るよ!木之本さんを迎えに行きたかったんだよね!」
山崎は言うと、コンピュータ室の戸締りをして出て行った。
~小狼side~
彼は山崎の思った通り、チア部(正式名はチアディーリング部)の更衣室前で待っていた。
蜂蜜色のボブカットの少女と茶髪の三つ編みのツインテールの少女とボブカットにカチューシャの少女が更衣室から出て来た。
蜂蜜色のボブカット「お待たせ~!小狼君!遅くなってごめんね!」
小狼「別に、謝らなくても良いよ!さくら、それより疲れただろ?」
桜「ううん、そんな事無いよ!小狼君が居てくれるだけで疲れなんて、吹っ飛んじゃうもん!」
小狼「あ、/////それは良かった!」
茶髪の三つ編みのツインテール「あれ?山崎君はどうしたの?」
小狼「三原!後で来るって言ってたぞ!」
千春「そうなんだ!アイツさぁ、また、李君に変な事言ってなかった?」
千春は小狼に山崎の事を聞いた。
小狼「嘘は吐いてなかったけど、確かに、可笑しな事を言ってたな。雨寺のお婆さんがどうとかって話!」
千春「やっぱり、そうだと思った!そのお話、私は耳にタコが出来る位、山崎君に聞かされたんだから!」
ボブカットのカチューシャ「そんな事が言われたんだ!千春ちゃんは大変だったね!」
千春「そうなのよ!奈緒子ちゃん!もう大変だったんだから!」
桜「そうなんだ!雨寺君のお婆ちゃんの事が山崎君は気に入ったんだね!」
千春「そうなの!自分のお婆ちゃんじゃないのにね!ああ、噂をすれば!」
山崎「千春ちゃん!遅くなってごめんね!あれぇ、何話してたの?」
千春「そんな事は良いから帰るよ!」
千春は山崎を無理矢理引っ張って、帰って行った。
小狼「そういえば、大道寺はどうしたんだ?」
小狼は思い出した様に言った。
奈緒子「私は知らないけど!」
桜「知世ちゃんがね、新しい習い事を始めたんだってさ!」
奈緒子「そうなんだ!それって、どんな習い事なの?さくらちゃん!」
桜は奈緒子の問いに答える。
桜「茶道だって、言ってたよ!」
小狼「さどう!?アイツが茶道を始めたのか!ふ~ん!大道寺は沢山、習い事をやってるのに、やっても大丈夫なのか?」
桜「私もそう思ったんだけど、知世ちゃんは大丈夫だって言うし、今のところは様子を見ようと思うんだ!」
奈緒子「あっ、私、そろそろ帰るね!またね!さくらちゃん!」
桜「バイバイ、奈緒子ちゃん!」
奈緒子は帰って行った。
小狼(アイツは絶対、何か、企んでるなぁ!)
桜「どしたの?難しい顔をして!」
小狼「いや、何でも無い!さぁ、帰ろうか?さくら!」
小狼は桜と共に帰って行った。
~輝side~
一方、輝はいうと、祖母の家で茶道のお稽古をやっていたのだ。そこに大道寺知世も居たのだ。後、何人かが習いに来ている。そして、休憩の時になったのだ。
知世「雨寺君のお婆様の夕霧(ゆうぎり)先生の点てて下さったお茶は美味しいですわ~!」
夕霧「喜んで頂けて、私は嬉しいわ!おおきに!大道寺さん!」
玄関でチャイムを鳴らす音が聞こえた。
夕霧「あきら!うちは手が放せんさかい、代わりに出て来てくれへんか?」
輝「は、はい!解りました!」
輝は夕霧に言われた通り、玄関へと行った。
輝「どちら様でしょうか?」
女の人「たっだいま~!アキ~!元気しっとたか~!」
女の人は嬉しいそうに輝に抱きついた。
輝「わっ、きょ、去年、お会いしたばかりじゃないですか!いい加減、抱きつくのも止めて下さい!霧花(きりか)お姉様!」
霧花「嬉しかったんやもん!しゃ~ないやないの!何時、見ても可愛いらしいなぁ!アキちゃん!」
知世(お姉様は楽しそうですわね!)
「お姉様、初めまして!大道寺知世ですわ!お姉様は雨寺君のお姉様ですの?」
霧花「ちゃいます。あたしはアキの従姉なんですよ!申し遅れました!あたしは天王寺霧花です。よろしゅうね!ともよちゃん!後、あたしの事、呼ぶ時は霧花でええからな!」
知世「こちらこそ、宜しくお願いします!きりかさん!」
女の子「きりちゃん!お帰り!」
霧花「ゆい(結衣)ちゃん!ただいま!元気してた?」
結衣「ゆいは何時も元気だよ!きりちゃんに見せたい物があるの!エヘッ!」
霧花「なぁに?」
結衣「来てからのお楽しみだよ~!」
霧花「楽しみにしてるわ!」
霧花と結衣は家を出て行った。
輝(何しに来たんだ、あの人は?)
輝は霧花の事で呆れていた。一方、黙って様子を見ていた知世が言った。
知世「雨寺君の生活は前途多難ですわ!」
輝「うわぁっ!行き成りなんだよ?」
(この人が居たのをすっかり忘れたよ!)
知世「雨寺君の生活は前途多難と言ったんですのよ!」
輝「ああ、確かに、何時もそうだよ!」
知世「でしょうね!ですが、何時も綺麗な女の子達と偶然、遭遇出来るなんて羨ましいですわ~!出来れば、雨寺君と替わって欲しいですわ~!(うっとり)私が見た所によると、女の子はもみじちゃんとつばきさんとゆいちゃんを入れて、4人目ですわね!」
輝「はぁ~、僕の妹の結衣は興味無いわぁ!」←訛ってます(関西弁)。
知世「(彼女は輝が訛ってる事を気にしていない。彼女にとっては日常的な事である。)きょ、興味が無いですって!?ゆいちゃんはあんなに可愛らしいのに、勿体無いですわ~!(ションボリ)では、私が頂きますわ~!後で、返してって仰っても知りませんわよ!」
輝「はぁ!?ロリコンか?アンタは?」
知世「女の子なら私は問題ありませんわ~!(きっぱり)」
輝「あ、ああ、そうか!」
輝は呆れた顔で言った。
結衣「なぁに?ゆいの事、呼んだの?」
知世「まぁ、ゆいちゃんから来てくれるなんて、私、嬉しいですわ~!黒髪ツインテール、可愛いですわ~!」
結衣「!?変な知世お姉ちゃん!」
結衣は首を傾げながら、言った。
知世「(輝を見ながら)この髪はお兄様に何時も結って貰ってるんですの?」
結衣「そうだよ!たまに、縁にもやって貰うけどね!ゆいはお兄ちゃんにやって貰って方が良いもん!」
知世「えん君ではどうしていけませんの?」
結衣「縁だと髪の毛の結いムラが有り過ぎるから、嫌なんだぁ!」
知世「おほほほ!それではえん君には精進が必要ですわね!大変そうですわね!」
縁「(ドキッ!)」
縁は物陰から驚いていた。
縁「結衣と姉ちゃんは酷い奴だなぁ!あれでも、一生懸命やってんのにさ、結衣、文句をゆうんだったら、自分でやれば?もう、やってやんないかんなぁ!ふ~んだ!」
縁は廊下を走り去って行った。
知世「ゆいちゃん、追いかけなくて良いですの?あれではいくらなんでも、可哀想過ぎますわ!」
輝「お前が結衣に言わせたんだろう?」
知世「ええ、そうですわよ!まさか、こうなるとは思いませんでしたわ!」
輝「大道寺さん、もう良いよ!結衣!縁はお前に本心で言ったわけじゃないんだからな!」
結衣「そんなの、お兄ちゃんに言われなくても解ってるよ!」
知世「えん君はゆいちゃんに妬もちを妬かれただけでしょう?」
結衣「知世姉ちゃん!えっ!?そうなん?っていうか、ゆいちゃん、照れるんだけどぉ!えへへ!/////」
結衣は女子高生の様な発言で答えた。
輝(結衣の言ってる事がどこまで、本当の事なのか判らないなぁ!)
知世「あら~?どうなさいましたの?あきらく~ん!何かお困りでしょうか?私に話してみて下さいな?おほほほ!(黒笑)」
知世は意地悪っぽく輝に聞いた。
輝「っ!(怒)」
(何、コイツ?今の発言はすっごく、ムカつくんだけどぉ!何様のつもりだよ?)
知世「あらまぁ?私はそんなに怒らせる様な事を言ったでしょうか?まぁ、良いですわ!女の子達の事に関してはわたくしにお任せ下さいな?雨寺君!」
輝「僕はお前に頼んでないっつうの!勝手な事言うなよ!」
知世「(聞く耳を持たない。)あきら君しか御存じない女の子のも私に教えて下さいな?」
輝「な、何言ってるんだ!?(図星)」
(この人今、顔にまだ、何人か居るんじゃないかって書いてある!どうして判るんだよ?)
「あ、ああ!後2人とオマケも居るよ!」
知世「オマケとは一体、何方なのですか?」
輝「つ、強いや、瀬戸強とうちの部員等だよ!後、うちのクラスメイト位かなぁ?い、いや、まだ、居たな!お前の学校の人もそうだったな!」
知世「私の学校の生徒もですの?それって、ど、何方ですの?まさか、奈緒子ちゃんでは?」
輝「誰?それ?ちがうし!男子生徒の李君と山崎君と柊沢と本城!」
知世「貴方が仰ってらっしゃる事がイマイチ、判りませんわねぇ?」
知世は輝が言った事実を信じたくないらしい。
輝「今、僕が言った事ホントだぞ!アンタ自身が自分で彼らに確かめてみれば良いだろう?」
知世「解りましたわ!聞いてみますわ!あきら君!」
(今度、李君と山崎君に聞いてみましょうか?で、その事をさくらちゃんと千春ちゃんに私が伝える!お2人がどんな顔をされるのか見物ですわね!お~ほっほほほ!ああ、私、お腹が痛いですわ!勿論、真君にも聞いてみたいですわね!この裏切り者!)
輝「ねぇ、大道寺さん!僕はさっきも思ったんだけど、勝手に人の事、名前で呼ばないでくれるかな?」
知世「何の事でしょうか?それより、そろそろ、お婆様いえ、先生の所に戻られませんと、お怒りになられますわよ?雨寺君!」
輝「アンタもそうだろ!」
知世「そうでしたわね!あの、雨寺君・・・」
輝「何だよ?」
知世「そういえば、雨寺君は今回の学校の文化祭で茶道部の助っ人をされるそうですが、その時、私は見に行っても宜しいでしょうか?」
輝「来なくて良い!」
知世「あら、どうしてですの?」
突然、襖が開き、夕霧が怒った顔で出て来た。
夕霧「貴方達、何時まで遊んでらっしゃるつもりなの?休憩はとっくに、終わりましたわよ!今直ぐ、戻って来なさい!」
輝・知世「はい、只今戻ります!」
2人は夕霧に言われ、練習に戻った。
第4話へ続く!
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プロフィール
HN:
碧 茶々(みどり ちゃちゃ)
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1986/01/06
職業:
フリーター
趣味:
Jopの音楽を聴く事と読書
自己紹介:
このブログのプロフィールは「Chocolateparfait」と同じです。上記は「Chocolateparfait」のURLです。
pixivでは淀川秋桜(よどがわコスモス)で活躍してます。後、詩の作者で御影美琴又はMikotoもあたしです。
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