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*この小説にオリジナルキャラクターが登場する為、折り畳んであります。苦手な方はスルーして頂いて結構です!オリジナルキャラクターが大丈夫な方は下記を御覧下さい。
俺は、久しぶりに恋をした、違う学校の女の子に。その女生徒は、親しい友人達と一緒に下校していた。
知世「さくらちゃん!李君!帰りに私のお家に寄って行きませんか?この後のご予定はお有りですか?」
桜「ご用はないよ!」
小狼「俺も、だ!」
知世「では、早速、私のお家へ行きましょうか?」
小狼「大道寺!お前、また、何か企んでるだろ?」
小狼は怪訝な表情で知世に聞いた。
知世「あら?李君!私が何か?」
桜「ほえ?どうしたの?小狼君!知世ちゃん!」
小狼「何でもない!」
知世「何でもありませんわ!」
桜(変な知世ちゃんと小狼君!)
彼女と彼女の友人達が何気ない話をしながら、歩いていた。そこへ、黒髪のポニーテールの女生徒が現れた。
黒髪のポニーテールの女生徒「強(つよし)君、こんな所で何やってるの?」
強「こ、こうめちゃん?お前こそ、何やってんだよ?こんなとこで?」
強は驚いた表情で東堂小梅(とうどうこうめ)に言った。
小梅「あっ、私、強君が面白そうだから、後をつけて来たの!」
強「面白そうって?ふざけんじゃねえよ!お前は一体、何を企んでんだ?小梅ちゃん!」
小梅「別に!で、貴方さぁ、あの人の事、好きなんでしょう?強君!恋はしないんじゃなかったのかしら?」
小梅は知世を観ながら言った。
強「お前さぁ、一言多いだよ?そんなの俺の勝手だろうがよ!お前、相変わらず嫌な奴だぜ!」
小梅「それって、誉め言葉?」
強「別に、誉めてねえし!」
小梅「あっ、そういえばさぁ、もうすぐ、強君の誕生日の7月19日(海の日)よね?」
強「そうだけど、それがどうしたんだよ?」
小梅「良い機会だから、あの人をデートに誘ってみたら?早くしないと、行っちゃうわよ!」
強「ちょ、ちょっと、待て!って、いきなりかよ?違う学校だぞ?その人!何か問題があったらどうするつもりだよ?」
小梅「声をかけるの怖いだぁ?強君!」
強「それに空気読めよ!友人が居んだろ、今!」
小梅「強君ってこういう時は、真面目だよね?」
強「う、うっさい黙れ!小梅ちゃん!お前こそ、どうなんだよ?」
小梅「えっ!?わ、/////私は、/////その・・・」
強は続けて、問う。
強「港(みなと)とはどうなんだよ?」
小梅「は!?ど、/////どうして、わ、/////私が浅瀬君と?/////」
小梅は動揺しながら言う。
強「いつも、観てるじゃねえかよ?」
小梅「ち、/////ち、/////違う!み、/////見てないから!/////いい加減しないと、怒るからね?強君!/////」
強「ホントの事じゃねえかよ!」
バチンと強のほっぺたを小梅が殴った。
強「い、痛てえ!何も、殴る事なくね?」
小梅「あ、貴方が余計な事、言うからよ!/////」
強「だって、ホントの事じゃねえかよ!」
小梅「あら?もう一回、殴れたいのかしら?」
小梅は、再び強のほっぺたに手を構えている。
桜「なんか、騒がしくない?小狼君!知世ちゃん!」
小狼「ああ、そうだな!」
知世「ええ、そうですわね!ですが、とても、楽しそうに見えますわね!おほほほほ!」
小狼「どこがだよ?」
桜「そうは見えないけど?止めた方がいいじゃないの?」
小狼「そうだな!止めた方がいいよな?さくら!」
桜「うん!そうだよね、小狼君!」
知世「あのう、ほっとかれたら、良いでは?さくらちゃん!李君!聞いていらっしゃいますか?さくらちゃん!李君!」
2人は知世の話はなど、聞いていない。
桜・小狼「?!」
港「相変わらず、仲良いな!強!藤堂さん!」
強・小梅「どこがだよ!港!/どこがよ!浅瀬君!」
そこへ、強と小梅の所にその噂の少年の港が現れた。
港「あははは!(苦笑い)クラスの皆が2人がお似合いだって、言ってたぜ!僕も、そう思うなあ!で、話が変わるけど、そちらの方々は誰?2人の知り合いか?」
強・小梅「はあ?っていうか、違うし!知り合いじゃあない!」
強(コイツ、あほじゃねえ!)
港「僕は知ってるよ!ウェーブかかった黒髪のカチューシャのお姉さんは確か、大道寺知世っていう、コーラス部のホープの人で、蜂蜜色のボブカットのお姉さんは確か、木之本桜っていう、チアリーリング部のホープの人でだよ!で、茶髪のお兄さんは誰だっけ?」
小梅「茶髪のお兄さんは多分、チアリーリング部のマネージャーさんじゃないの?」
小狼(はぁ?この人、何、言ってるんだ?チアリーリング部のマネージャーって、何だそれは?俺は違うぞ!)
強「俺も、そうだった様な気がする!でも、剣道部の試合に出ていた様な?」
小梅「私も、そんな気がするわ!もしかして、剣道部の人、じゃあないの?」
小狼(だ・か・ら、違うって!)
知世「李君は剣道部の助っ人に行ってらっしゃるだけであって決して部員ではありませんのよ!ですわよね?李君!」
小狼「ああ!」
強・小梅・港「そうなんですか!」
桜「うん!でもねえ、小狼君は剣道部に興味あるみたいなんだけど、何で入らないんだろ?」
知世「さくらちゃんの言う通りですわ!でも、どうして、お入りにならないんですの?」
小狼「あの、・・・/////それは・・・だなあ!さくらが・・・・・/////な、何でそんな事、聞くんだ!」
知世「気になっただけですわ!その理由は後日、聞かせて下さいな!」
桜「私にも、今度ね、その理由を聞かせて!」
小狼「わかった!」
知世「そういえば、自己紹介がまだでしたわね!まずは、私からさせて頂きますわ!私は友枝中学校2年の大道寺知世ですわ!部活はコーラス部に所属しています!それと、チアリーリング部のマネージャーをさせて頂いております!」
桜「あのさあ、知世ちゃん!何時、チアリーリング部のマネージャーになったの?」
小狼「そんな事、俺も知らないぞ!お前は何時、チアリーリング部のマネージャーになったんだ?」
知世「内緒ですわ!で、こちらは木之本桜ちゃんと李小狼君ですわ!」
桜「よろしくね!」
小狼「よろしく!」
知世「で、貴方方は?」
強「俺は瀬戸強!四葉中の1年B組です!所属の部活は剣道部です!」
小梅「私は東堂小梅です!四葉学院中等部の1年B組です!所属の部活は陸上部です!」
港「僕は浅瀬港です!四葉学院中等部の1年B組です!所属の部活は吹奏楽部です!」
知世「あら?でも、瀬戸君とこうめちゃんは何処かで見かけた様な気がしますわ!」
桜「多分、大会だと思うよ?知世ちゃん!」
知世「そんな気がしますわ!さくらちゃん!」
小狼「あっ、そういえば、コイツらの出てた大会に俺は出た気がするな!」
小梅「覚えてて下さったんですね!私、嬉しいです!李さん、とても、お上手でしたもんね!でも、一緒に戦えなくて残念でした!」
小狼(女子だけで戦うんだから、流石に無理だろう!)
小梅「強君の大会も行けなかったし、今年も無理なんだろうな?」
強「え?!小梅ちゃんは俺の大会に観に行く気、満々だったの?すっごく嬉しいぜ!でも、あんまり観ないで欲しい!何か、恥ずかしいから!/////」
小梅「はぁ?意味解んないわ!」
強「はぁ~、ああ、ムカつく×2!」
小梅「ああ、腹が立つ!」
港(何か、忘れ去られている様な気がする!)
「いつも、2人はああなんですよ!気にしないで下さい!」
知世「あら、そうなんですの?」
桜「えっ?そうなの?」
小狼「はぁ~!」
小狼は呆れかえっていたのである。
知世「瀬戸君とこうめちゃんは仲良いですわね?一度、お付き合いをしてみてはどうでしょうか?」
強・小梅「えっ?!」
知世は強と小梅に提案を持ちかけたのである。
知世「さくらちゃん!李君!良い考えとは思いませんか?」
桜「そうかなぁ?でも、瀬戸君とこうめちゃんの意見を聞いてみないと、解らないよ!」
小狼「さくらの言う通りだ!」
(大道寺はまた、勝手な事を言って・・・)
知世「瀬戸君とこうめちゃんにもう一度、お聞きしますわ?一度、お付き合いをしてみてはどうでしょうか?」
強「いや、正直、こんな奴とは付き合いたくない!こいつと付き合うんだったら、こいつの姉ちゃんの方がまだマシです!」
小梅「ヘタレなお姉ちゃんと一緒にしないでくれる?」
強「何だとぉ?」
知世(こうめちゃんは実のお姉様に対して、何て、事を仰るのでしょうか?お姉様に失礼ですわよ!)
「こうめちゃんのお姉様とは、もみじちゃんの事でしょうか?」
桜「多分、そうだよ!知世ちゃん!」
小狼「いや、絶対にそうだ!」
桜「確か、もみじちゃんは4人兄弟で、下に双子の妹さんと弟さんが居るんだっけ?」
知世「ええ、さくらちゃんの仰る通りですわよ!」
小狼「という事は、あのそっそかしいアイツが2番目か?」
知世「そういう事になりますわね!李君!」
桜と小狼と知世は勝手に盛り上がっていた。
知世「揉めるので、あれば、私に考えがありますわ!お試しデートをするのはどうでしょうか?」
一同「お試しデートって?」
知世「所謂、日替わりデートの事ですわよ!」
小狼「おい、大道寺!何、とんでもない事を言ってるんだ?」
知世「でも、これは李君には関係ない事なので、勝手に口を挟まないで下さいません?」
桜「小狼君の言う通りだよ!こんなの可笑しいよ?知世ちゃん!」
知世「ああ、さくらちゃんまで仰るなんて・・・」
港「お試しデートに大道寺さんを加えるのはどうでしょうか?」
小狼「ああ、それは良い考えだな!」
桜「しゃ、小狼君?」
強「ちょっ、/////ちょっと、待て?港!そ、/////それはヤバイって!」
小梅「別に良いんじゃないの?」
知世「私はやるつもりはありませんわよ?」
小狼「おい、大道寺、やる前から、逃げるのか?もしかして、コイツ等に負けるのが怖いのか?」
知世「私が負けるのが怖いですって?そんな事は絶対にありえませんわよ?李君!」
小狼「じゃあ、やるんだな?」
知世「勿論、やらせて頂きますわ!」
桜「はう、大変な事になっちゃったよ~!」
知世「今度の日曜日、友枝駅に集合という事で、皆さん、宜しいでしょうか?」
3人は納得すると、知世達に別れを告げ去って行ったのである。
少年「今の話、ホント?ともよちゃん?」
知世「あら?何時からそこに居らしたんですの?真君?」
小狼「本城?」
桜「本城君?」
知世「立ち聞きは良くありませんわよ?真君?」
真「ともよちゃんと李が喧嘩してるから、気になってつい、・・・」
小狼「俺のせいじゃないし、・・・大道寺が言い出した事だろ?」
知世「喧嘩を売って来られたのは李君の方ですわよ!」
桜「もう、喧嘩しちゃ、駄目だよ!」
真「俺も、行く!」
小狼「お前が来ると、ややこしくなるから、来るな!」
知世「別に良いのでは?」
知世に意見によって、真も行く事になった。
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pixivでは淀川秋桜(よどがわコスモス)で活躍してます。後、詩の作者で御影美琴又はMikotoもあたしです。