今回は、＜ずっと、ずっと・・・(真→知世)＞の続きの第二話です。前回、真が小狼に知世が仕出かした悪事を告げ口しました。今回、小狼はどんな仕返しを知世にしようと、企んでいるのでしょうか。＊オリジナルキャラが苦手の方はこの話を読むのは御遠慮下さい。大丈夫な方は続きよりお読み下さい。

[1回]

＜ずっと、ずっと・・・第二話(真→知世)＞

　小狼は知世が仕出かした事を許せずにいた。

小狼（大道寺よりも、凄いキスをさくらにしてやる。）

　小狼は拳を握りしめて、決意を固めている。

真（何か、凄く李が怖い気がするのは、俺の気のせいだろうか？）

　真は小狼に対して、怯えている様だ。

小狼「どうかしたのか？本城！」

真「いや、別に！」

小狼「なら良い！」

真「今日は相談にのってくれて有り難うな！李！」

小狼「俺は別に！」

真「ともよちゃんの事は自分で何とかするよ！じゃあ、また、明日！」

　真は校門を出て行った。

小狼「何だ？アイツ！」

　途方に暮れる小狼。
　
桜「あれぇ～？小狼君！山崎君と一緒に先に帰ったんじゃなかったの？」

小狼「気が変わったんだ！」

桜「そうなの？」

小狼「そうだ！それより、さくら、・・・大道寺はどうしたんだ？」

桜「もうすぐ、発表会があるから、知世ちゃんは音楽室で練習するんだって！」

小狼「そうか！発表会か！大道寺は大変だな！」

桜「知世ちゃんの発表会、今年も観に行こうよ？小狼君！」

小狼「勿論、今年も行くつもりだ！」

桜「ホント？嬉しいよ～！」

小狼「本当に大袈裟だなぁ！さくらは！」

桜「私ね、小狼君と一緒に行けるのが、凄く嬉しいんだもん！」

小狼「そうか！」

（さくらと一緒に紅葉、観に行きたいと言わないとな！）

小狼「あの、さくら・・・」

桜「何？小狼君！」

小狼「こ、/////今度の日曜日、俺と一緒に紅葉、観に行かないか？」

桜「勿論、行くよ！」

小狼「良かった！そのかわり、大道寺とケルベロスは連れてくるなよ！」

桜「解ったよ！小狼君！それって、デートって事？」

小狼「そういう事だ！」

桜「やった～！嬉しいよ～！」

小狼「さくらが喜んでくれて、俺は嬉しいよ！」

桜（今度の日曜日、どんな服を着て行こうかなぁ？今度の日曜日、楽しみだよ～！）

　桜はうきうきした気分で小狼と学校を後にした。

３へ

　次回、真が知世に告白！？