Friendship~友情のきずな~は管理人の碧茶々が運営する企画ブログサイトです!
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ついに夏物衣料売り場に向かう事になった2人ですが、知世と真が同じ売り場に行く事になっているなんて、まさか、思っていないでしょう?小狼と山崎の運命やいかに?
本編の前に登場人物紹介をします!
<第4話登場人物>
本城 茉莉(もとき まつり)・・・真の双子の姉。知世に忘れられているらしい?真の事、大好き。所謂、ブラコン。
観たい方は続きを引き続きお楽しみ下さいませ!
本編の前に登場人物紹介をします!
<第4話登場人物>
本城 茉莉(もとき まつり)・・・真の双子の姉。知世に忘れられているらしい?真の事、大好き。所謂、ブラコン。
観たい方は続きを引き続きお楽しみ下さいませ!
<「山崎からの誕生日プレゼント」第4話>
山崎「すみません!注文、お願いします!」
ウェイトレス「はい!御注文がお決まりでしたら、御注文をどうぞ!」
山崎「クリームソーダのメロンが2つと木イチゴのレアチーズケーキ!後、チョコレートケーキをお願いします!」
ウェイトレス「お飲み物は御一緒でしょうか?それとも、食後で宜しいでしょうか?」
山崎「ケーキと一緒に持ってきて下さい!」
ウェイトレス「かしこまりました!では、御注文を繰りかえさせて頂きます!クリームソーダのメロンがお2つ,木イチゴのレアチーズケーキがお1つ,後、チョコレートケーキがお1つですね?御注文は以上で宜しいでしょうか?」
山崎「はい!」
ウェイトレス「御注文がございましたら、お申しつけ下さいませ!では、ごゆっくりどうぞ!」
ウェイトレスは注文を伺い終わると、そのまま、去って行った。
その頃、知世と真はというと、こちらも、話をしていた。
知世「真君は何て、美味しいそうにお召し上がりなるのでしょうか?私、超絶、幸せ過ぎますわ!観ているだけでもう、私は満足ですわ!ああ、どうしましょう?」
真「じーと、観られると、恥ずかしいんだけど、/////しかも、何撮ってんだ?俺を撮って面白いのか?」
知世「ええ、とても、私は楽しゅうございますわよ!」
真「ああ、そう!そんなの撮ってどうするつもりなんだ?」
知世「いえ、特に理由はございませんのよ?真君!」
真(何、企んでるんだ?知世ちゃんは?)
「そ、そうか!なら良いけどさ!それより、俺、ともよちゃんに聞きたい事があるんだけどさ、聞いて良いか?」
知世「はい、私に聞きたい事とは一体、何でしょうか?」
真「本当は肝試しのミーティングだけで来たんじゃないんだろ?なぁ、ともよちゃん!ここに来た本当の目的を教えてくれよ?」
知世「あら、まあ、バレてしまいましたわね!何でおわかりましたの?」
真「幼馴染の勘って、奴かなぁ?」
知世「そうなんですの?ではお話しましょう!私達がここに来たもう一つの目的は・・・」
真「ここに来たもう一つの目的は何なんだよ?勿体付けずに説明してくれ!」
知世「あら、まだ、お気づきになりませんの?李君達が先程、申されてた事ですわよ!」
真「夏物衣料が何たらって奴?」
知世「はい、そうですわよ!」
真「そこでお前が欲しい物が有るから、手伝えって事だろう!」
知世「いいえ、私ではなく、真君ですわよ!」
真「俺?俺はそんな所で、買う物はねえぞ!」
知世「いえ、私が真君に買いたい物がありますのよ!」
真「いいよ、そんなの!」
知世「そんな、遠慮なさらなくても、結構ですわよ!」
真「だ・か・ら、いいって、言ってるのに!」
知世「悪い様には、しませんわよ?真君!おほほほほ!」
知世は不気味な笑みを浮かべながら、真に言ったのだ。
真「ま、マジで、こ、怖いんだけど、・・・」
真は知世の顔を怖がっていた。
少女「うちのまこちゃんの事、苛めないでくれる?」
少女は知世を咎めた。
知世「あの貴方は何方ですの?初めまして、私は大道寺知世ですわ!」
少女「私はまこちゃんの姉の茉莉(まつり)よ!」
真「おいおい、同じ年なのに、姉とか、関係ないだろう?茉莉!」
知世「茉莉さんは真君の双子のお姉様なんですね?」
茉莉「ええ、そうよ!」
真「それより、何でこんなとこに居んだよ?」
知世「確かに真君の仰る通りですわね!どうして、こちらにいらっしゃいますの?茉莉さん!」
茉莉「まこちゃんの事が心配になって、ついて来たのよ!しかも、初めましてじゃないわよ!」
知世「あのう、何所かで、茉莉さんにお会いしましたでしょうか?」
真「同じ保育園だったじゃないか!」
知世「あら?そうでしたの!私は最近、物忘れが激しい物で覚えがありませんのよ!」
知世は業とらしく言ったのだ。
茉莉「知世ちゃんたら、酷いわ~!でも、知世ちゃんには真、いや、まこちゃんはぜ~ったいに渡さなんだから!私の物なんだからね!」
真「この変態茉莉が~!」
知世達の話を聞いていた小狼が、
小狼(本城の姉貴って、さくらの兄貴みたいな奴だなぁ!)と思っていた。
山崎「どうしたんだい?李君!浮かない顔して!」
小狼「べ、別に何でもない!」
(さくらの兄貴の幻影を見るとか、俺はきっと、疲れてるんだなぁ!)
知世「本当、茉莉さんは真君の事が御好きなんですね!他に好きな方は居られませんの?」
茉莉「う、うん!居るに居るんだけど、相手は彼女持ち出しさ、手ぇ出しちゃぁ、拙い人かなぁ?」
知世「彼女がいらっしゃるんですか?その方は私の御存じの方ですか?」
茉莉「あ、まぁ、そうかな?」
真「茉莉が誰を好きだろうが、どうでも良いだろ?」
知世「私は気になりますわね!何なら、私が茉莉さんの好きな方を当ててみましょうか?ええっと、そうですわね、・・・柊沢君ではないでしょうか?カッコいいですし!」
茉莉「柊沢君?ああ、確かにカッコいいかもだけど、何かさぁ、女癖が悪そうな気がするんだけど、私の気のせいかな?」
知世「そ、そうですか?」
(あっ、そういえば、昔、私は柊沢君の事を好きだった気がしますわ!今となってはどうでも良い事ですわね!)
真「いや、確かにそんな気がするなぁ!何でも、出来るから調子乗ってる気も、」
小狼は真の言い分に頷く。
山崎「柊沢君が調子乗ってる?僕もそんな気が、・・・でも、そんな所を省いたら、良い人なんだけどね!」
小狼「だからこそ、俺は気に入らないんだ!アイツが!」
山崎「で、今思い出したんけどね、李君!クラスの女子がね、・・・」
小狼「山崎!クラスの女子がどうしたんだ?一体?」
山崎「クラスの女子がね、後期の委員長は柊沢君が良いって言ってたんだよ!」
小狼「何だって~!?それは大変な事じゃないか!」
山崎「ああ、どうしよう~!李君!もう、絶望的だよ!」
小狼「落ちつけよ!山崎!それはまだ、決まった事じゃないんだから!」
山崎「そうだよね!でも、李君だったら、まだ良いよ!」
小狼は飲んでいたジュースで思わず、咳き込んでしまった。
小狼「い、いきなり、何を言い出すんだ!お前は!お、俺は委員長なんて、絶対にやらないぞ!」
山崎「言うと思ったよ!後期の選挙、楽しみだね?李君!あっ、そういえば、李君、一度、やってみたい委員ってあるかい?」
小狼「一度、やってみたい委員?あるぞ!」
山崎「何だい、それは?」
小狼「図書委員だなぁ~!」
山崎「図書委員?良いんじゃないかなと僕は思うよ!」
小狼「そうか!山崎は解ってくれると思ってたぞ!」
山崎「当然じゃないか!僕は李君の友達だからに決まってるじゃないか!あははは!」
小狼「だよな!あははは!」
知世「本当に御2人は仲宜しくて良いですわね!おほほほほ!」
真「俺は茉莉という変な姉さえ、居なければ良いのになぁ!はあああ~!嫌で、嫌で、虫唾が走る!もう、嫌だ~!一人っ子に生まれれば良かった!」
知世「今さら、そんな事、仰ってもしょうがないですわよ!一人っ子というのは寂しいものですのよ?真君!きっと、山崎君だってそうですわね?」
真「悪戯したくなるのは寂しいからか?」
知世「え、ええ!そうですわよ!」
真「ああ、今、認めたな?この事、李に伝えて来ようっと!言ったら、どうなるかなぁ?多分、怒るだろうな?」
知世「止めて下さいな?真君!それは幾らなんでも、酷いですわ!私、李君に告げ口なさったら、真君の事を許しませんわよ?」
真「俺は許さなくても、良いよ!どうぞ、御勝手に!俺はどうなっても知らないから!」
茉莉「いや、今の事、李君に聞こえてるし、た、多分だけど!」
真「あっそ!良いじゃねぇ?」
茉莉「良くないってば!ねえ?ちょっと、どこ行くのよ?まこちゃん!」
真「帰る!何か、気分が悪くなったわ!それに、まこちゃんって言うな!」
それを聞いていた小狼は怒っていたのだ。
小狼「何なんだよ?アイツらは~!俺の誕生日を汚しやって~!許さないぞ!」
山崎「まあ、まあ!抑えて、抑えて!もうほっときなよ?」
小狼「そうはいくか?もう許せないんだから!お前が止めても、俺は行くよ!」
山崎「いや、止めときなよ?李君!周りのお客様に迷惑だよ!ねえ?ちょっと、どこ行くんだい?李君!」
小狼「本城の奴を殴りに行ってくる!止めても無駄だからな?山崎!」
山崎「ああ、勝手にしなよ?僕は知らないよ!李君!でも、元と言えば、大道寺さんが悪いだけど、李君は解っているのかなぁ?ああ、可愛そうに!本城君!」
小狼は山崎の話など聞かず、真の所へ向かった。
小狼「本城!大道寺の代わりに殴らせろ?」
真「あ、ああ、どうぞ!」
真は覚悟を決めた。
知世「あああ、私の為に真君は!」
茉莉「あのおバカ!最低!」
小狼(コイツは馬鹿か?)
「やっぱ辞めた!行くぞ!山崎!」
知世「這ったりも良いところですわよ?李君!とっとやっておしまいなさいよ?李君!」
小狼「元はいえば、お前のせいだろうが?大道寺!周りの人間を巻き込むな!その前にここに何しに来たんだ?お前は!」
知世「確か、真君に浴衣を買いに来たんでしたわね!真君の浴衣のサイズが判らないので一緒に来て頂いたんですのよ!」
小狼「浴衣?そういえば、何か、俺もそんな物を買いに来た様な?」
知世「あら?そうでしたの?偶然ですわね!李君!」
山崎「浴衣じゃないよ!李君!甚平だよ!李君は浴衣が似合うもんね!」
小狼「そ、/////そんな事はない!山崎、お前の方が似合うだろうが?」
何時の間にか、山崎がそこに居たのだ。
山崎「あはは!も、/////もう、何を言ってるんだい?李君!そ、/////そんな事ないよ?ぼ、/////僕は李君の方が似合うと思うけどね!あははは!」
真「浴衣?ゆ、/////浴衣なんて、誰が着るか!ぜ、/////絶対に着るもんか!」
茉莉「浴衣かぁ!良いじゃない?何は言ってるのよ?まこちゃん!絶対に似合うよ!」
知世「ええ!茉莉さんの仰る通りですわよ?真君!お認めになられたらどうですか?それに御2人もそうですよ?皆さん、絶対にお似合いですわよ?」
小狼「お前はどうなんだ?大道寺!」
山崎「李君の言う通りだよ!君はこそ、どうなんだい?大道寺さん!」
知世「わ、私の事などはどうでも良いのではありませんの?」
真「と、/////ともよちゃんはや、/////大和撫子と言われる位、び、/////美人なんだから、とっても、とっても、お似合いだよ!」
山崎「うん、そうだよ!僕の千春ちゃんよりも、大道寺さんの方が美人って、評判だよ!」
小狼「三原よりも、大道寺が美人?いや、それ言ったら、三原に怒られるぞ?山崎!実はな、山崎!大道寺はな、表面美人で裏はな、・・・」
山崎「大道寺さんの裏は何だって?僕は知りたいよ?李君!」
小狼「それは聞かない方が良いぞ?山崎!」
山崎「僕は気になるけどなぁ!大道寺さんの裏!」
知世「私の裏がどうかなさいましたの?李君!」
小狼「いや、別に聞かなかった事にしてくれ!」
知世「聞こえなかった事にしますわ!李君!」
茉莉「知世ちゃんは表面美人で裏は変態で腹黒?それとも、腹黒?さぁ、どっち?」
真「答えはどちらも違う!本当の答えは素直に慣れない可愛い女の子!とっと、帰れ!茉莉!」
茉莉「嘘だ!まつりの方が可愛いもん!正解は変態で腹黒でした!帰らないから!」
知世「変態で腹黒?って誰の事ですの?茉莉さん!とっと、御帰りになったら、どうですか?茉莉さん!御帰りはこちらですわよ?茉莉さん!こんな方、放っておいて、皆さん、参りますわよ?」
知世は心無しか、茉莉に対しては酷い言い様である。
一同「あっ、はい!」
知世,小狼,山崎,真の4人はお勘定を済ませると、レストランを後にしたのである。そこに取り残された茉莉は懲りずに4人の後を追ったのだ。
つづく
山崎「すみません!注文、お願いします!」
ウェイトレス「はい!御注文がお決まりでしたら、御注文をどうぞ!」
山崎「クリームソーダのメロンが2つと木イチゴのレアチーズケーキ!後、チョコレートケーキをお願いします!」
ウェイトレス「お飲み物は御一緒でしょうか?それとも、食後で宜しいでしょうか?」
山崎「ケーキと一緒に持ってきて下さい!」
ウェイトレス「かしこまりました!では、御注文を繰りかえさせて頂きます!クリームソーダのメロンがお2つ,木イチゴのレアチーズケーキがお1つ,後、チョコレートケーキがお1つですね?御注文は以上で宜しいでしょうか?」
山崎「はい!」
ウェイトレス「御注文がございましたら、お申しつけ下さいませ!では、ごゆっくりどうぞ!」
ウェイトレスは注文を伺い終わると、そのまま、去って行った。
その頃、知世と真はというと、こちらも、話をしていた。
知世「真君は何て、美味しいそうにお召し上がりなるのでしょうか?私、超絶、幸せ過ぎますわ!観ているだけでもう、私は満足ですわ!ああ、どうしましょう?」
真「じーと、観られると、恥ずかしいんだけど、/////しかも、何撮ってんだ?俺を撮って面白いのか?」
知世「ええ、とても、私は楽しゅうございますわよ!」
真「ああ、そう!そんなの撮ってどうするつもりなんだ?」
知世「いえ、特に理由はございませんのよ?真君!」
真(何、企んでるんだ?知世ちゃんは?)
「そ、そうか!なら良いけどさ!それより、俺、ともよちゃんに聞きたい事があるんだけどさ、聞いて良いか?」
知世「はい、私に聞きたい事とは一体、何でしょうか?」
真「本当は肝試しのミーティングだけで来たんじゃないんだろ?なぁ、ともよちゃん!ここに来た本当の目的を教えてくれよ?」
知世「あら、まあ、バレてしまいましたわね!何でおわかりましたの?」
真「幼馴染の勘って、奴かなぁ?」
知世「そうなんですの?ではお話しましょう!私達がここに来たもう一つの目的は・・・」
真「ここに来たもう一つの目的は何なんだよ?勿体付けずに説明してくれ!」
知世「あら、まだ、お気づきになりませんの?李君達が先程、申されてた事ですわよ!」
真「夏物衣料が何たらって奴?」
知世「はい、そうですわよ!」
真「そこでお前が欲しい物が有るから、手伝えって事だろう!」
知世「いいえ、私ではなく、真君ですわよ!」
真「俺?俺はそんな所で、買う物はねえぞ!」
知世「いえ、私が真君に買いたい物がありますのよ!」
真「いいよ、そんなの!」
知世「そんな、遠慮なさらなくても、結構ですわよ!」
真「だ・か・ら、いいって、言ってるのに!」
知世「悪い様には、しませんわよ?真君!おほほほほ!」
知世は不気味な笑みを浮かべながら、真に言ったのだ。
真「ま、マジで、こ、怖いんだけど、・・・」
真は知世の顔を怖がっていた。
少女「うちのまこちゃんの事、苛めないでくれる?」
少女は知世を咎めた。
知世「あの貴方は何方ですの?初めまして、私は大道寺知世ですわ!」
少女「私はまこちゃんの姉の茉莉(まつり)よ!」
真「おいおい、同じ年なのに、姉とか、関係ないだろう?茉莉!」
知世「茉莉さんは真君の双子のお姉様なんですね?」
茉莉「ええ、そうよ!」
真「それより、何でこんなとこに居んだよ?」
知世「確かに真君の仰る通りですわね!どうして、こちらにいらっしゃいますの?茉莉さん!」
茉莉「まこちゃんの事が心配になって、ついて来たのよ!しかも、初めましてじゃないわよ!」
知世「あのう、何所かで、茉莉さんにお会いしましたでしょうか?」
真「同じ保育園だったじゃないか!」
知世「あら?そうでしたの!私は最近、物忘れが激しい物で覚えがありませんのよ!」
知世は業とらしく言ったのだ。
茉莉「知世ちゃんたら、酷いわ~!でも、知世ちゃんには真、いや、まこちゃんはぜ~ったいに渡さなんだから!私の物なんだからね!」
真「この変態茉莉が~!」
知世達の話を聞いていた小狼が、
小狼(本城の姉貴って、さくらの兄貴みたいな奴だなぁ!)と思っていた。
山崎「どうしたんだい?李君!浮かない顔して!」
小狼「べ、別に何でもない!」
(さくらの兄貴の幻影を見るとか、俺はきっと、疲れてるんだなぁ!)
知世「本当、茉莉さんは真君の事が御好きなんですね!他に好きな方は居られませんの?」
茉莉「う、うん!居るに居るんだけど、相手は彼女持ち出しさ、手ぇ出しちゃぁ、拙い人かなぁ?」
知世「彼女がいらっしゃるんですか?その方は私の御存じの方ですか?」
茉莉「あ、まぁ、そうかな?」
真「茉莉が誰を好きだろうが、どうでも良いだろ?」
知世「私は気になりますわね!何なら、私が茉莉さんの好きな方を当ててみましょうか?ええっと、そうですわね、・・・柊沢君ではないでしょうか?カッコいいですし!」
茉莉「柊沢君?ああ、確かにカッコいいかもだけど、何かさぁ、女癖が悪そうな気がするんだけど、私の気のせいかな?」
知世「そ、そうですか?」
(あっ、そういえば、昔、私は柊沢君の事を好きだった気がしますわ!今となってはどうでも良い事ですわね!)
真「いや、確かにそんな気がするなぁ!何でも、出来るから調子乗ってる気も、」
小狼は真の言い分に頷く。
山崎「柊沢君が調子乗ってる?僕もそんな気が、・・・でも、そんな所を省いたら、良い人なんだけどね!」
小狼「だからこそ、俺は気に入らないんだ!アイツが!」
山崎「で、今思い出したんけどね、李君!クラスの女子がね、・・・」
小狼「山崎!クラスの女子がどうしたんだ?一体?」
山崎「クラスの女子がね、後期の委員長は柊沢君が良いって言ってたんだよ!」
小狼「何だって~!?それは大変な事じゃないか!」
山崎「ああ、どうしよう~!李君!もう、絶望的だよ!」
小狼「落ちつけよ!山崎!それはまだ、決まった事じゃないんだから!」
山崎「そうだよね!でも、李君だったら、まだ良いよ!」
小狼は飲んでいたジュースで思わず、咳き込んでしまった。
小狼「い、いきなり、何を言い出すんだ!お前は!お、俺は委員長なんて、絶対にやらないぞ!」
山崎「言うと思ったよ!後期の選挙、楽しみだね?李君!あっ、そういえば、李君、一度、やってみたい委員ってあるかい?」
小狼「一度、やってみたい委員?あるぞ!」
山崎「何だい、それは?」
小狼「図書委員だなぁ~!」
山崎「図書委員?良いんじゃないかなと僕は思うよ!」
小狼「そうか!山崎は解ってくれると思ってたぞ!」
山崎「当然じゃないか!僕は李君の友達だからに決まってるじゃないか!あははは!」
小狼「だよな!あははは!」
知世「本当に御2人は仲宜しくて良いですわね!おほほほほ!」
真「俺は茉莉という変な姉さえ、居なければ良いのになぁ!はあああ~!嫌で、嫌で、虫唾が走る!もう、嫌だ~!一人っ子に生まれれば良かった!」
知世「今さら、そんな事、仰ってもしょうがないですわよ!一人っ子というのは寂しいものですのよ?真君!きっと、山崎君だってそうですわね?」
真「悪戯したくなるのは寂しいからか?」
知世「え、ええ!そうですわよ!」
真「ああ、今、認めたな?この事、李に伝えて来ようっと!言ったら、どうなるかなぁ?多分、怒るだろうな?」
知世「止めて下さいな?真君!それは幾らなんでも、酷いですわ!私、李君に告げ口なさったら、真君の事を許しませんわよ?」
真「俺は許さなくても、良いよ!どうぞ、御勝手に!俺はどうなっても知らないから!」
茉莉「いや、今の事、李君に聞こえてるし、た、多分だけど!」
真「あっそ!良いじゃねぇ?」
茉莉「良くないってば!ねえ?ちょっと、どこ行くのよ?まこちゃん!」
真「帰る!何か、気分が悪くなったわ!それに、まこちゃんって言うな!」
それを聞いていた小狼は怒っていたのだ。
小狼「何なんだよ?アイツらは~!俺の誕生日を汚しやって~!許さないぞ!」
山崎「まあ、まあ!抑えて、抑えて!もうほっときなよ?」
小狼「そうはいくか?もう許せないんだから!お前が止めても、俺は行くよ!」
山崎「いや、止めときなよ?李君!周りのお客様に迷惑だよ!ねえ?ちょっと、どこ行くんだい?李君!」
小狼「本城の奴を殴りに行ってくる!止めても無駄だからな?山崎!」
山崎「ああ、勝手にしなよ?僕は知らないよ!李君!でも、元と言えば、大道寺さんが悪いだけど、李君は解っているのかなぁ?ああ、可愛そうに!本城君!」
小狼は山崎の話など聞かず、真の所へ向かった。
小狼「本城!大道寺の代わりに殴らせろ?」
真「あ、ああ、どうぞ!」
真は覚悟を決めた。
知世「あああ、私の為に真君は!」
茉莉「あのおバカ!最低!」
小狼(コイツは馬鹿か?)
「やっぱ辞めた!行くぞ!山崎!」
知世「這ったりも良いところですわよ?李君!とっとやっておしまいなさいよ?李君!」
小狼「元はいえば、お前のせいだろうが?大道寺!周りの人間を巻き込むな!その前にここに何しに来たんだ?お前は!」
知世「確か、真君に浴衣を買いに来たんでしたわね!真君の浴衣のサイズが判らないので一緒に来て頂いたんですのよ!」
小狼「浴衣?そういえば、何か、俺もそんな物を買いに来た様な?」
知世「あら?そうでしたの?偶然ですわね!李君!」
山崎「浴衣じゃないよ!李君!甚平だよ!李君は浴衣が似合うもんね!」
小狼「そ、/////そんな事はない!山崎、お前の方が似合うだろうが?」
何時の間にか、山崎がそこに居たのだ。
山崎「あはは!も、/////もう、何を言ってるんだい?李君!そ、/////そんな事ないよ?ぼ、/////僕は李君の方が似合うと思うけどね!あははは!」
真「浴衣?ゆ、/////浴衣なんて、誰が着るか!ぜ、/////絶対に着るもんか!」
茉莉「浴衣かぁ!良いじゃない?何は言ってるのよ?まこちゃん!絶対に似合うよ!」
知世「ええ!茉莉さんの仰る通りですわよ?真君!お認めになられたらどうですか?それに御2人もそうですよ?皆さん、絶対にお似合いですわよ?」
小狼「お前はどうなんだ?大道寺!」
山崎「李君の言う通りだよ!君はこそ、どうなんだい?大道寺さん!」
知世「わ、私の事などはどうでも良いのではありませんの?」
真「と、/////ともよちゃんはや、/////大和撫子と言われる位、び、/////美人なんだから、とっても、とっても、お似合いだよ!」
山崎「うん、そうだよ!僕の千春ちゃんよりも、大道寺さんの方が美人って、評判だよ!」
小狼「三原よりも、大道寺が美人?いや、それ言ったら、三原に怒られるぞ?山崎!実はな、山崎!大道寺はな、表面美人で裏はな、・・・」
山崎「大道寺さんの裏は何だって?僕は知りたいよ?李君!」
小狼「それは聞かない方が良いぞ?山崎!」
山崎「僕は気になるけどなぁ!大道寺さんの裏!」
知世「私の裏がどうかなさいましたの?李君!」
小狼「いや、別に聞かなかった事にしてくれ!」
知世「聞こえなかった事にしますわ!李君!」
茉莉「知世ちゃんは表面美人で裏は変態で腹黒?それとも、腹黒?さぁ、どっち?」
真「答えはどちらも違う!本当の答えは素直に慣れない可愛い女の子!とっと、帰れ!茉莉!」
茉莉「嘘だ!まつりの方が可愛いもん!正解は変態で腹黒でした!帰らないから!」
知世「変態で腹黒?って誰の事ですの?茉莉さん!とっと、御帰りになったら、どうですか?茉莉さん!御帰りはこちらですわよ?茉莉さん!こんな方、放っておいて、皆さん、参りますわよ?」
知世は心無しか、茉莉に対しては酷い言い様である。
一同「あっ、はい!」
知世,小狼,山崎,真の4人はお勘定を済ませると、レストランを後にしたのである。そこに取り残された茉莉は懲りずに4人の後を追ったのだ。
つづく
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プロフィール
HN:
碧 茶々(みどり ちゃちゃ)
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1986/01/06
職業:
フリーター
趣味:
Jopの音楽を聴く事と読書
自己紹介:
このブログのプロフィールは「Chocolateparfait」と同じです。上記は「Chocolateparfait」のURLです。
pixivでは淀川秋桜(よどがわコスモス)で活躍してます。後、詩の作者で御影美琴又はMikotoもあたしです。
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