＜「山崎からの誕生日プレゼント」桜side＞を書き終わったので載せておきます。このブログの拍手に載せる前にこちらに載せておきます。こちらの小説はお持ち帰り自由です。小説は下記からご覧下さい。
　ブログの拍手にも、載せるようと、思ったんですが、大き過ぎて載せられないので、MochaLatte（私の企画サイト）のダウンロードに置いておくので、そこから、お持ち帰りをお願いします。

[0回]

「山崎からの誕生日プレゼント」＜桜side＞
 
　この物語は「山崎からの誕生日プレゼント」の登場する甚平姿の小狼の写真が送られて来た事に驚いている桜とケルベロスの話です。

＜木之本家＞

　一方、桜はその頃、家で宿題をしていた。そんな時にピリリ・・・・と勉強机に置いてある桜のピンクの携帯電話の短い着信音がなる。

桜「ほえ？メール？誰からだろ？」

桜は机に置いてある携帯電話のメールを確認し始めた。

ケルベロス「さくら、どないしたんや？何か、あったんか？」

ケルベロスは桜に不思議そうに尋ねた。

桜「うん、あのね、ケロちゃん！実はメールが２件届いたんだけどね、１件目は知世ちゃんなんだけど、２件目はね、・・・」

ケルベロス「１件目は知世か！で、２件目は誰なんや？」

桜「それが山崎君からなの！」

ケルベロス「はぁ？何で委員長からメールが来るんや？」

桜「さくらにも、判らないの！」

ケルベロス「とりあえず、まぁ、メールを見てみ？」

桜「ほええええ！どちらも、しゃ、小狼君の写真だよぉ！」

　写真には青色の甚平を着た小狼が写っていた。

ケルベロス「何やとぉ！？小僧の写真やと～？何で、そんなけったい（可笑しな）なもんを２人は送って来たんや？」

桜「そんな事、分らないよ！」

ケルベロス「さよか！メールの文章を読んでみたら、理由が解るんとちゃうか？さくら！」

　桜は２人から来たメールを読んでみたのである。

ケルベロス「まず、知世のは何て、書いてあったんや？」

桜「知世ちゃんのはね、『小狼君がね、山崎君に誕生日プレゼントに甚平を選んでもらった記念の写真を送る。』って書いてあったよ！後、きっと、私が喜ぶって、・・・はうう、恥ずかしいよ！」

ケルベロス「何やそれ？まぁ、知世らしいな！で、委員長は何やって？」

桜「知世ちゃんと対して、変わらないよ！」

ケルベロス「まぁ、男の意見も来てみたいんや！」

桜「分かったよ！」

ケルベロス「何や、何か、なげやりやなぁ？何が気に入らんねん？」

桜「別にケロちゃんの事で、起こってないよ！ただ、自分にね、腹がたっただけだよ！」

ケルベロス「ほう、さくらは２人にやきもちでも、妬いとるんとちゃうか？」

桜「やっぱり、そう観える？」

ケルベロス「おう、わいにはそう観えるな！小僧の事、まじかで観たかったって、顔に書いてあるで！」

桜「もう、ケロちゃんの馬鹿！恥ずかしい事、言わないでよ！」

　ケルベロスは勝手に桜の携帯電話の写真を観た。

ケルベロス「ほう、青色の甚平か！小僧にしては珍しいやないか！」

桜「もう、ケロちゃん！勝手に観ないでよ！だけど、何で青色なの？」

ケルベロス「たまには、違う色もええと思ったんとちゃうんか？小僧にしてはよう似合っとるんとちゃうか？」

桜「そうだね！ケロちゃん！はう、カッコイイよぉ！小狼君！/////はにゃんって、なっちゃうよ！/////」

ケルベロス「それより、さくら！」

桜「なぁに？ケロちゃん！」

ケルベロス「もうすぐ、夏祭りやけれど、何か、着て行くもんは決めたんか？」

桜「まだ、だけど！」

ケルベロス「さよか！まだ、一週間もあるし、ゆっくり、決めたらええ！」

桜「そうだね！ケロちゃん！」

　小狼の誕生日である７月１３日は月峰神社の夏祭りである。

桜「小狼君、夏祭りに青色の甚平を着て来ないかなぁ？早速、電話で小狼君に聞いてみよっと！」

　桜は小狼に電話で聞いてみる事にしたのである。

おわり